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You See Lab(遊子ラボ)第10回

「ウチ」か「ソト」か ――中国語の待遇表現にみる対人意識――
Description

講師:東京大学大学院人文社会系研究科 アジア文化研究専攻
   
木村英樹教授


概要:

中国及び中華圏は、隣国であり、文化的にも歴史的にも身近でありながら、私共でも今一つ理解が及ばないところがあるように感じます。今回は、中華圏に対する理解の一助として、中国語言語学を専門とされている木村英樹東京大学教授をお招きし、人間活動の根本である言語やその形成過程、文化的背景などに見られる中国語、中華圏のものの考え方・見方(perspective)について、お話を伺います。

木村教授は、70年代の北京留学を皮切りに、長年日中での文化学術交流の一端を担って来られた方です。新聞などのマスメディアでは解説されることの無い見地から彼我の違いに目を向けることが、皆様にとっての日中理解、ひいては自分のアイデンティティの理解の一助となれば幸いです。


講師プロフィール:

中国語学、とりわけ近現代の中国語の意味論と文法論を主たる研究領域とし、自然言語の普遍性と多様性のパラダイムを背景に、孤立語としての中国語の意味的現象と文法的現象の対応関係を考察し、中国語の意味と構造のメカニズムの解明に取り組んでいる。
ここ数年はとくに中国語話者の客観世界に対する認知的把握と言語化の関係を主たるテーマとし、時間論や空間論、さらには存在論に関わる意味と文法の関係を追及している。近時の主要著書に、『中国語はじめの一歩』(ちくま新書)、『ヴォイスの対照研究』(くろしお出版)、『中国語文法の意味とかたち』(白帝社)などがある。

当日の流れ:

講演と簡単な演習の2部構成で行います。
講演では、人とのコミュニケーションの中で自分と相手をどう呼ぶか、など日々の生活や行動、言葉遣いに現れる日中、日本語と中国語の比較を通じて、ものの見方の違いを理解を進めます。
後半では、Q&Aや簡単な演習を通して、参加者の皆様にも身近な例から自分の言葉や行動様式に現れる価値観への気づきとなればと考えております。

課題図書:

鈴木孝夫『ことばと文化』(岩波新書)
(講師より;多忙な方は、第六章の「人を表わすことば」だけでもお読みいただければ結構です)
Event Timeline
Sat Mar 15, 2014
10:00 AM - 12:00 PM JST
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Venue
南青山IMPACT CENTER
Tickets
事前予約 ¥2,000
Venue Address
東京都港区南青山6丁目13−5 ポルトポヌール4階 Japan
Organizer
You See Lab
259 Followers
Attendees
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